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三都を結ぶ観光特急「 あをによし 」

大阪・奈良・京都を結ぶ観光特急「あをによし」が4月29日運行を開始しました。

近鉄では「しまかぜ」「青の交響曲(シンフォニー)」に続く3番目の観光特急として、

あをによしが登場しました。

「あをによし」とは、奈良にかかる枕ことばで奈良の都の美しさをイメージして名付けられました。


【 外観 】

鉄道車両では珍しい紫色です。紫檀(したん)メタリックという色が使用されています。紫は「冠位十二階」の最上位の冠に使われたとされる色で、

奈良時代には高貴とされていた色だそうです。エンブレムは奈良時代の文様にも使われている「花喰鳥(はなくいどり)」です。



【 車内紹介 】・・・2号車「 サロンシート 」


あをによしは4両編成で2号車は3~4人のグループ用の半個室が並ぶサロンシートです。

座席と通路はパーテーションで区切られています。通路にアーチをあしらい、高級感が感じられます。


【 車内紹介 】・・・1、3、4号車「 ツインシート 」

なんとこのツインシート、通路の左右に1列ずつという、ゆったりとしたレイアウトです。新幹線のグリーン車でも左右2列ずつなので、実に破格のシートといえます。

1号車の車両は1975年に英国のエリザベス女王が乗車しています。1号車に乗車したら日本に居ながらにして英国のロイヤルトレインの気分があじわえるかもしれまん。


【 車内紹介 】・・・2号車「 販売カウンター 」

2号車には正倉院の校倉造(あぜくらづくり)をイメージした販売カウンターがあり、奈良県産品を使ったスイーツやあをによしグッズ、クラフトビールなどが販売されています。


【 あをによしバターサンド 】


【 クラフトビール 】

  

大阪難波~近鉄奈良間の所要時間はわずか35分、京都まで乗車しても1時間17分(いずれも土休日ダイヤ)です。

そのため、車内でゆっくり食事というわけにはいきませが、2号車にある販売カウンターで販売されている、シェラトン都ホテル大阪考案の車内販売限定「あをによしバターサンド」はコーヒーまたは紅茶付きで1000円です。大和醸造のクラフトビールもいけます。  



【 あをによし運行区間 】

原則木曜日を除く毎日運行。第1便は大阪難波―近鉄奈良―京都。第2便と4便は京都―近鉄奈良。第3便と5便は近鉄奈良―京都。

第6便が京都―近鉄奈良―大阪難波。平日と土休日では運行ダイヤが異なります。


あをによしは近鉄奈良線の大和西大寺―新大宮間で平城宮跡を通過します。車窓から南に朱雀門、北に大極門と大極殿を眺めることができます。

 

【 平城宮跡 】



この夏に歴史・文化を感じられる観光特急「あをによし」で、大阪・奈良・京都の魅力を存分に味わう、ゆったりと、いにしえの歴史に思いを馳せる旅へ出かけてみませんか。


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