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ウィーン名物ザッハトルテ ~チョコレート戦争~

ウィーンはオーストリア東部にある首都で、ドナウ川のほとりに位置する美しい街です。「音楽の都」としても知られ、ヨハン・シュトラウスや、ベートーベン、シューベルトなどを輩出し、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン交響楽団、ウィーン少年合唱団の本拠地です。











そして、ウィーン観光で絶対に外せないスイーツと言えばのザッハトルテ!ザッハトルテとはチョコレート味のスポンジの間に甘酸っぱいアプリコットのジャムが塗られ、チョコレートでテンパリングされた王道のチョコレートケーキです。





 

そんな甘くておいしいザッハトルテには長きに渡る争いの歴史があるのです。

ケーキ職人であったエドゥアルド・ザッハーが「ホテル・ザッハー」を創業し、ザッハトルテを販売し始めます。








彼の死後、ホテル経営が行き詰った際に、資金援助を申し出た洋菓子店の「デメル」に、オリジナルレシピとザッハトルテの販売権を譲渡したことから、商標を争うこのトルテ戦争が始まりました。「甘い七年戦争」と呼ばれる7年以上にわたる法廷の末、デメル、ホテル・ザッハーの双方に「ザッハトルテ」の販売権利を認める判決が下されました。



デメルのものは「デメルのザッハトルテ」、ホテル・ザッハーのものは「オリジナルザッハトルテ」とすることになりました。




残念ながらホテル・ザッハーしか食べたことがないのですが、口コミによると両方それぞれの美味しさがあるようです。 ウィーン旅行の際は是非、食べ比べしてみてください。

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